退職届の3文字ってなんか迫力ありますよね、春友( @spring_friends )です。
先日ついに直属の上司に「退職届」を提出したのですが、「退職願」と「退職届」はどう違うのでしょうか?
私は8年前にも転職する際に提出したことがあるのですがその際は「退職願」を提出しています。
なぜ8年前は「願」で今回は「届」なのか、その違いについて考えてみました。
一般的には退職願?
8年前は社員数5名の会社で北海道中を走り回る生活でした。
5名なのに10名分くらいの仕事をこなさなければならない状況でしたし、今思ってもよく働いていたなぁ、と昔の自分を尊敬します。
ただ、色々勉強にはなったけれどもうちょっと働きに見合った給料が欲しいとも考えていた時でした。
幸運なことにそんなおりに今いる会社からヘッドハンティングされ面接を受け採用は確実な状況となりました。
ただ、事前に社長に相談することもなく転職活動していましたので退職の意を伝えなければなりません。
事前に全く相談していないのですから、ある日突然退職の意志を伝えることになります。
次の会社が決まっているわけで、なるべく早く来て欲しいとも言われていたので意志を伝える際には予め作成しておいた「退職願」もその場で渡しました。
口頭だけでの意思表示よりも明確な意志を込めたかったので。
ただ、事前に相談もなにもないわけですからいきなり「退職届」ではカドが立つだろうと考えたため、「退職願」を書いたわけです。
転職後も競合ではないですが同業種でしたので退職の意志が固いことを告げつつも円満退社を目指して細心の注意を払いました。
就職するより退職するほうが大変だということをこの時に知りました。
今回退職届を提出した経緯
今回提出した「退職届」ですがなぜ今回は「願」ではなくて「届」だったか?
2012年10月初めには直属の上司には退職してラーメン屋を始めたいという相談はしていました。
ただ私が退職をしてもその後の人員の補充がなされないことや、チームのメンバーにいきなり負担が増すのも大変なので、上司はそれなりに長く私にはいて欲しいということを話してくれました。
私としても次の転職先から早く来てくれと催促される環境でもない(サラリーマンを辞める)ので上司の要望を受け入れつつ退職の日を決める相談を始めることになりました。
11月には直属の上司のさらに上司にも伝わり、退職するということは受け入れられました。
決済者がO.Kを出せばあとは手続きをいつ始めるかということになります。
その退職に向けた手続きをするために人事課を通じて書類としての「退職届」を出したのが2013年1月31日でした。
そしてなぜ「届」と書いたかですが、上司の上司まで退職の意志が受け入れられたことで私の退職の願いは許可されたわけです。
あとは手続きを行なうのみなので、「願」ではなく「届」として提出しました。
万が一「やっぱり退職の願いは受け入れない」とか言われたら、これからの私の予定にも影響が出るからです。
「退職届」は会社も私もともに覆すことのできない意思表示を示したこととなるのです。
「退職願」は、「正式に退職を認める」と会社から通達があって初めて退職に向けて動き出すので、今回の私にはあてはまらないと考えました。
会社都合は「退職届」
ただ、会社都合の場合は「退職届」で提出しなければならないでしょう。
「退職願」として提出してしまうと自己都合退職と取られてしまう可能性が高いです。
きちんとコミュニケーションが人事課などと取れていたら別かもしれないですが、たいてい事務的に淡々とこういう作業は行われてゆきます。
揚げ足を取られないように、「◯◯の理由で会社から退職の通達を受けた」旨を記載して提出しましょう。
自己都合の場合は「一身上の理由により〜」と書きますが会社都合の場合はそのような文言は使ってはいけません。
最後に私の退職届を
↑ こういったものを提出しました。
「退職届」と書いているにもかかわらず文中では「お願い申し上げます」となっていることに矛盾を感じますが「退職いたします」と言い切って書いてしまうことに多少の抵抗があったためこういう書き方になってしまいました。
人事課や社長にとっては初めて見ることになるので、形式的に「お願い申し上げます」と書いたほうがいいのかな?と思ったのですが、今となっては言い切ったほうがよかったのかな?とも思いますね。
まぁ特に問題はないかと思ってますが。
まさか自分の退職届をブログにアップする日がくるとは夢にも思っていなかったわけですが、誰かの参考になるかもしれないと思ったのでアップしておきます。
あとは「退職願(届)」でGoogle先生に聞けばいろいろな記事がヒットしますので参考にできるかと思います。
それではこれからラーメン屋さんの準備を粛々と進めてゆきたいと思います。
随時ブログで告知させて頂きますのでよろしくお願いいたします!
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