2年前は長男が中学受験を行い第2志望校に合格できました。
今も楽しく中学校に通っています。
中学受験は結果すごく良い経験になり、現状も通っている中学校の友人や先生たちも含めた環境に非常に満足しています。
学校のことについては親子で多くの会話をすることができています。
長男の受験の経緯については過去にこちらで書いています。
中学受験を終えて。親の想いと子の感じ方は合っているのかと模索しながらなんとか第二志望に合格した顛末。
賛否ある中学受験。我が家はお金があるわけではないので私立は一切考えておらず、国公立のみを受験することに。中学受験って、ほぼ親の煽動があってのことだけど、無理やりさせたわけではなくて、本人が「やる」というのでやろうと軽く決めたのが2年前の小学
長男の時は6年生から始めた受験対策でしたが、娘は5年生からの国公立専門の受験対策塾に行きました。
塾は必須
受験対策の早い家庭は小学4年生から塾に行かせます。
「行かせます」と書いているのは、このくらいの年齢の子供達は、親の先導で塾に行くことが多いのですが、5年生になると自分の意思が出てきます。
「中学受験をしたいの?」と聞くと「したい」と明確に答えてきます。
そうなってくると5年生は中学受験において最も重要な学年です。
なぜなら小学生でやらなければいけない単元の全てが5年生で集約、結集するからです。
6年生は次の中学に向けたステップを学ぶ時間。
中学3年生も高校3年生も、大学4年生も一緒ですよね。
なので中学受験の塾は5年生には行っておいた方がいいと思います。
ただ、「天才」は存在するのでそこは例外です。
男子と女子の違い
うちの子供達は1番目に男、2番目に女。
男子と女子は全然違いますね。
簡単に言うと、男は言われなきゃやらない、女はコツコツやる。
塾で先生と話していてもそういう傾向だということなのでこれが一般的なのかと思います。
長男は受験間近になっても先導しなければ勉強しなかった。本当に中学受験するつもり?って感じ。
かたや長女は絶対に課題はやり切るという強い意志を持って勉強していました。
ただ、やり方を間違えると自分の自己満で進んでしまうので塾の先生との面談はとても大事なものでした。
そして各教科に関しての男子女子の違いも、うちの子は一般的だったらしく、
メカメカしいものとか数字には興味を示すけど歴史的なものや時事問題を全く無視。これが長男。
算数超得意。
逆に長女は活字好きで知識を溜め込めるけれど、計算が苦手。昔、足し算引き算は足の指まで使って計算していましたし。で、国語超得意。
受験校選び
うちは私立は全く考えていませんでした。
国公立志望で、第1志望「奈良女子大学付属中等教育学校」、第2志望「大阪教育大学付属平野中学校」、第3志望「奈良県立青翔中学校」という位置付けでした。
ただ今年度から「京都教育大学付属桃山中学校」が副教科(音楽、体育。図工、家庭)がなくなったこともあり受けることに。
第1志望の「奈良女子大学付属中等教育学校」は2年前の長男の受験でも高い壁だった学校です。
ここを目標に頑張ってきました。
合格発表の日、張り出された合格者の受験番号の紙に向かい、自分の受験番号を探している娘の背中を見ていました。
涙が出そうでした。
「奈良女子大学付属中等教育学校」は我が家には縁がありませんでした。
その前に受験していた「京都教育大学付属桃山中学校」も残念な結果になっていたので、2年前同様、中学受験やばい、手を出してはいけないものだったのか。
小学生にこんな経験させるんだ、という思いが。
ただ、あとはまだ受けられる中学が3つ(大阪教育大学付属平野中学、奈良県立青翔中学、奈良教育大学付属中学)あるという余裕は2年前に比べては多少ありました。
大阪教育大学付属平野中学に合格
奈良県立青翔中学の受験日2日前に、大阪教育大学付属平野中学の合格が決定し今に至ります。
正直、娘がそれぞれの学校の赤本の問題を解答する傾向として、大阪教育大学付属平野中学に受かることが最も困難だと思っていたので驚きました。本人の意識としてもそうだったようです。
娘にとっては、大阪教育大学付属平野中学の受験日が一番頭が良くなった日だったのかな。
家に帰って長男にも合格を報告するとめっちゃ喜んでいました。
理由は「同じ学校に行きたくないから!」です。
前から聞いてはいたのですが本当に喜んでいました。
まぁ3人兄弟の真ん中の自分としてもわからない気はしないですが、妻は同じ学校に行って欲しかったようです。それもわかりますが、私としては娘に向いていそうな学校に入れたことが嬉しいです。
いい出会いがあった
内に秘めたガッツはあったけれど外では引っ込み思案気味だった娘。
5年生の時に出会った塾の先生がよくてそこからコツコツと伸びていきました。
親と先生面談でしっかり話し合えて、何をしていったらいいかということを示してくれたのは有難かったです。
親と塾の先生が同じことを言っても、子供にとっての響き方が違いますし。
やっぱり受験塾はプロですからね。
その中で相性のいい先生に出会えたのは本当によかったです。ありがとうございます。感謝しています。
中学受験は大学入試にも必ず繋がる
子供達2人の中学受験を経験して思ったことは、これは大学にも通じるよね、ってこと。
勉強の基礎を徹底的にやり直すこと(復習が最重要)、これは大学受験にも通じます。
というかやってること(問題)は大学生解けるの?親解けるの?ってのがかなりありますし。
あと、塾の先生も言っていたことですが、「小学6年生が一番勉強してる」って。
個人的な見解ですが「恋愛にうつつをぬかしていない」ってのが理由のひとつかな、と思ったり。
高校受験の時とかはいろいろありそうだし。
最後に
中学受験、我が家ではようやく終わりました。ようやく。。
ここ3年くらいはずっと頭にあり続けていて、もやもやしてるわけではないけれど早く終わって欲しいと思っていたのも事実。
小学5年生から始めても2年かかりますしね。
6年生になったら塾代は100万円超えてきます。
ただ、言いたいことは、中学受験って、思春期、反抗期、そういう年代の自分の子供達と真剣に向き合える時間が得られる、というのは間違いないです。
終わってみて思うことはそこかな、と。
中学受験は賛否両論あると思うけれど、うちはやって良かったです。
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