半熟で黄身がとろ〜んってなったゆで卵、美味しいですよね。
ただ、自分のなかでイマイチゆで時間が曖昧だったので何個も試してみて、その結果を載せておきます。
ゆで時間は5分、6分、7分、8分モノです。
常に同じ環境にしたいので、全て冷蔵庫に入っている卵を沸騰したお湯の中に投入して作っています。
常温に戻すのは面倒なので。
もしよろしければご参考に。
※ゆで卵の写真はiPhone3GSで撮影しましたが、卵の黄身の雰囲気を知って欲しかったのでエフェクトはかけていません。
ゆで卵の作り方 目次
- 卵は常温に戻しておくべきなのか?
- 卵を入れるのは水からが先か沸騰が先か?
- ゆで時間と火加減は?
- 殻を剥きやすくするコツは?
- 8分バージョン動画
- 5分バージョン画像
- 7分バージョン画像
- 6分バージョン動画
- 6分バージョン塩漬け動画
卵は常温に戻しておくべきなのか?
私は冷蔵庫の卵を入れます。
「さぁゆで卵作るか!」って思ってから卵を常温に戻すってけっこうな時間がかかりますよね。
すぐ食べたいのに卵を常温に戻す準備ってどうなの?って気もするんで。
で、沸騰したお湯に冷えた卵を入れると割れるじゃないか!とお思いの方、大丈夫なんです。
水でちゃちゃっと卵を濡らすと割れにくくなります。
↑これほんとです、びっくり。
できればおたまなどで丁寧に入れてあげてくださいね。
卵を入れるタイミング
私は沸騰したお湯に入れます。
理由は卵の茹でる数や鍋の大きさで沸騰までの時間がだいぶ変わるから。
それと、水から茹でたら沸騰した瞬間を逃すともう黄身の半熟具合をコントロールできませんしね。
ってか卵の入ったお湯が沸騰するまで鍋の前にいるってめんどくさいんで。
あぁお湯がふっとうしたなぁと思ってから鍋の前に行く方が性にあってます、私は。
卵の量が少ない時は小さい鍋、多い時は大きめの鍋を使えば、当然、冷蔵庫の卵を入れた時のお湯の温度変化も少ないでしょう。
一応殻がひび割れて白身が出てきた場合のためにそっこーで凝固させる酢と塩は少々入れておきます。
で、投入の際には卵を濡らすのを忘れずに。
これで冷蔵庫の卵を直接熱湯に入れても割れにくくなります。
卵のゆで時間と火加減は?
沸騰したお湯に卵を入れてからの時間を計ります。
出来上がりをすぐに食べる場合の私のおすすめゆで時間は6〜7分。
この時間帯で好きな黄身の固さを選びます。
後ほど写真付き動画付きで詳しく述べます。
火加減は常にポコポコいってるくらいで全て調理してます。
こんな感じ。
殻を剥きやすくするコツ
設定した茹で時間になったらソッコーでお湯を捨てて冷水か流水へ。
余熱を一気に取ることで卵の中身が締まり殻との隙間ができるようになります。
ただ新鮮すぎる卵はめちゃ剝きずらいのでそこそこ産まれてから時間が経ったものほうがいいです(ラーメン屋としての経験則)。
冷やす際は水を何度か取り替えます。
そのタイミングで鍋の中で卵を転がして殻にヒビを入れましょう。
ヒビから殻の中に冷たい水が入り込んでさらに殻が剥きやすくなります。
あまりにも卵が新鮮すぎると殻は剥きずらいのですが余熱を一気に取ることで多少は改善されます。
8分ゆでの黄身の具合
8分経った黄身はどんな感じ?
こんな感じです。
動画です。(15秒)
映りが悪くて申し訳ないですが黄身の感じは伝わっていただけるかと。
黄身がしっとりといい感じになりつつも逆さまにしても黄身が垂れてきません。
なかなか旨そうですな ♪
ただ、ラーメン屋の味付けたまごのように何かに漬けて後日食べたいって方はもうちょっとゆで時間が短くてもいいです。
塩分濃度の浸透圧の関係で卵のなかの水分が抜けてゆくためとろっとろの黄身でもけっこう固まってゆきますので。
※ただ8分茹ではその後作ったことないです(2016年7月追記)
5分ゆでた黄身の具合
ちなみに5分のゆで時間だとこんな感じ。
黄身は冷たくないけれど全く固まっていない状態。
さすがにこれはそのまま食べるには早過ぎた。
でもおでんタネとして使うにはめっちゃいい感じになります。
タンパク質は50℃以上になったら組織変成を起こしますが、このくらいの黄身ならゆで卵全体があったまるくらいおでんのつゆに入れていても大丈夫だったりします。
半熟ゆで卵のおでんタネってなまら上品です。
※5分茹でもその後作ったことないです(2016年7月追記)
7. 7分ゆでの黄身の具合
ちなみに7分だとこんな感じ。
ぷにぷに ♪
包丁で押し切りで半分にできる感じ。
黄身はトロ〜っと ♪
個人的には7分の方が8分より旨かったw
まぁこの辺はお好みでしょうね。
おそらく、6〜7分が、冷蔵庫内の卵を沸騰したお湯の中に投入してゆで卵を作るうえでのゴールデンタイムでしょう。
6分ゆでた黄身の具合
ちなみに以下は6分バージョンです。
7分よりめっちゃぷにぷにだわ〜 ♪
包丁を入れたら黄身が溢れてきた!
なんかワクワクしてきたよ ♪
こりゃあ旨いにきまってるw
動画(15秒)で見てみてね。
黄身のど真ん中の一番火が通りにくいところは割った瞬間に流れ出てくるくらい柔らかいのですがそれ以外の黄身はめっちゃいい感じ。
ってか「6分ゆで」あなどれんw
6分ゆで塩漬けバージョン
残りの6分ゆで卵は塩味ゆで卵を作ってみます。
コンビニとかで売ってる殻付きなのに塩味が付いてるゆで卵です、あれはどうやっていたか不思議だったんですよね。
作り方は以下。
とりあえず1日浸けてみようかと。
塩味ゆでたまごの作り方
で、以下が17時間殻のまま高濃度の食塩水に浸けておいた塩味ゆで卵の動画。
黄身がいい感じにどろ〜んとしています。
塩漬けする前の6分バージョンと比べてみると黄身の粘度が上がっているのがわかると思います。
で、塩味付いてる!
卵にちょっとヒビが入っていたのでちょっとだけしょっぱかったけれどいい感じ。
皆さんも塩漬けする際は卵の殻にヒビが入っていないものを選びましょう。
卵の大きさや冷蔵庫の温度等でいろいろ微調整は必要です。
自分の環境にあった微調整をして最高のゆで卵を作ってみてください。
簡単に作るポイントは、
- 冷蔵庫内の卵をそのまま使う(常温に戻すのがめんどくさいから)
- 沸騰してから入れる
- 卵を濡らしてからお湯の中に入れる
- 6〜7分を目安に自分の環境で微調整する
ということでしょうかね。
で、何度か試してみて常に同じ状態のゆで卵ができるようになったら家族や恋人に食べてもらいましょう。
「あのさ〜うまい半熟ゆで卵食べる?」って聞いたら、
たいていの人は「食べる ♪」って言うと思いますw
コメント
参考にさせていただきました。
7分で挑戦!
ありがとうございます!
キヨ様
コメントありがとうございます。
7分は私も一番好きなゆで時間ですw
ぜひ美味しいゆで卵を!w
2011年9月30日20:25 Disqus :